マテリアルハンドリングライブラリ

新しく追加されたAnyLogicマテリアルハンドリングライブラリを利用して、複雑な製造システムの運用シミュレーションを簡単に作成できます。生産と保管施設の詳細をモデル化し、マテリアルワークフローを管理することができます。マテリアルハンドリングシミュレーションツールキットで作成したデジタルファクトリモデルは、生産、輸送、在庫ポリシーのテストと最適化等の他、工場フロアでのトラブルによるマテリアルフロー遅延等の可能性を減らすのに大変役立ちます。

マテリアルハンドリングライブラリで作成されたコンベヤー・ネットワーク・モデルでは、ユーザーはそれらを既定のまま使用するか、資料アイテム、産業用ロボット、生産機械およびオペレーター等にカスタム・ルーティング戦略を設定することができます。シミュレートされたAGVと他の運送機器は自動的に衝突を回避し、デッドロックを検知し、問題を解決します。

マテリアルハンドリングライブラリは、マテリアルハンドリング設計機能を提供し、工場フロアやストレージ施設のエンドツーエンドプロセスをシミュレートして分析します。シミュレーションとビジュアライゼーション機能を使用して動的なバリューストリームマップを作成し、後にファシリティワークフローの洞察を実装することが可能です。

ライブラリの機能で出来ることは以下のとおりです:

  • 敷地や工場のレイアウトの代替案を評価し、工場の性能を向上させる。
  • 生産ラインの設計と性能を分析し、生産能力をテストする。
  • 予期せぬボトルネックを回避、シミュレーションベースのスケジューリングの提供、及びスタッフや機器を含めた工場リソースを最適化。
  • 故障時のシステムの動作を予測し、コストを分析。
  • AGVフリートを管理し、コンベア、製造機械、オペレーターとの相互作用をシミュレート。
  • コンベアやAGVルーティングなどの倉庫内プロセスをシミュレート。
  • コンベアブロックは、自動ルーティングを提供し、コンベアネットワークを介してマテリアルアイテムを移動します。マテリアルアイテムがコンベアに沿って移動し、途中のステーションでマテリアルアイテムが加工されていきます。
  • TransporterFleetブロックは、AGVや他のトランスポーターの車両を定義します。自動的に衝突を回避し、起こり得る行き詰まりを検出し、解決します。また、ルーティングロジックをカスタマイズし、トランスポーターを他の要素と統合することもできます。
  • コンベアネットワークを構築する場合は、光センサーでコンベアラインの作業負荷や、マテリアルアイテムが定められた位置にあるかを管理します。
  • レイアウトを外部ソース(データベースやスプレッドシートなど)から読み込むことで、コンベアネットワークのパラメータを動的に設定できます。
  • カスタムステーションマークアップを使用して、マテリアルアイテム、ステーション、または作業ゾーンのカスタムタイプを作成できます。そのロジックは、プロセスモデリングライブラリとマテリアルハンドリングライブラリブロックを使用して設定することができます。