AnyLogic プライベートクラウドとは?
モデル開発をチームで実施する場合に最適なクラウド環境を廉価に提供します。AnyLogicプライベートクラウドライトは、お客様のローカル・ネットワークに接続されているウインドウズPCにインストールすることが可能です。AnyLogicユーザーは作成したモデルをクラウドにアップロードすることで、他のユーザーは、モデルを共有し、かつ実行し、シミュレーション結果を分析することができます。
AnyLogicプライベートクラウドライト上でシミュレーションモデルを実行する利点としては、モデル実行に高機能なサーバーリソース使用することで、ユーザー自身のPCに負担をかけないことです。また、ローカルにクラウドサーバーを配置することで、データを組織の中で管理することができる点です。
モデル開発会社やコンサルタントがクライアントにAnyLogicプライベートクラウドライトへのアクセスを許可することで、作成したモデルをクライアントごとに公開することが可能です。これにより、双方向の情報交換がスムーズに行えます。
プライベートクラウドライトの利点:
- 数分でインストールが完了します。
- セキュリティ:ローカルコンピューター上で、モデルを管理できます。
- 直感的に利用できるインターフェース:AnyLogicプライベートクラウドライトは、一般向けのAnyLogicクラウドと同じインターフェースを使用しています。
- コンピューター資源の有効利用:クラウドがインストールされているPC上でモデルが実行されるため、クライアントPCのスペックに依存せずに、ノートブックPCやスマートフォン等でシミュレーションモデルを実行することができます。
Linux向けプライベートクラウドライト!
AnyLogicプライベートクラウドライトLinux版をご試用するにあたり、少なくとも16GBのRAMおよび最新のCPUを推奨します。ソフトを展開し、インストラクションを完了後、 AnyLogic Cloud configuration page ( <サーバー名>:9000/setup.html )を開きます。
AnyLogicプライベートクラウドライトライト無償評価版をアクチベートするために、Evaluateオプションを選択します。
次のスクリーンにおいては、サーバー・アドレス、ユーザー名(alcadm)と以前設定したパスワードを入力します。
構成が完了すると、プライベートクラウドライトライトの準備は完了です。メイン・メニュー・ページを開き、新規登録するためにダイアログ・ボックス中のOpenボタンをクリックし、モデルを閲覧できる関係者を登録します。これで、登録された関係者は、AnyLogicからモデルをアップロードしたり、共有することができます!
インストールに関して、ご不明な点等ございましたら、こちらこちらまでお問い合わせいただければ幸いです。
お客様からのフィードバックとリクエストをお待ちしております! AnyLogicプライベートクラウドライトのご試用にあたり、ご不明な点等ございましたら、遠慮なくお問い合わせいただければ幸いです。
AnyLogicプライベートクラウドライトのフィードバックをお待ち申し上げております!
❗ AnyLogic プライベートクラウドライトは、DockerおよびDocker Compose(Ubuntu, CentOS, and some RHEL versions.)をサポートするあらゆるLinux 上で動作します。
❗ さらに、この10月3日、4日に神奈川県川崎市でイベントを開催します。AnyLogic社のシミュレーションエンジニアでマテリアルハンドリングライブラリの開発者であるAnastasiia Zhiliaeva(アナスタシーア・ジリーエバ)と日本のパートナーであるテックサポートマネジメント有限会社がAnyLogicセミナー/トレーニングセッションを開催します。シミュレーションモデルをゼロから構築する方法を学び、さらにAnyLogicクラウドやAIシミュレーションに関する情報を提供します。イベントは英語と日本語で行われます。登録>>