AnyLogicプロフェショナルバージョン

AnyLogic Professionalエディションは、大規模で複雑なシミュレーションモデルと洗練されたアニメーション作成し、さまざまなIT環境にモデルを埋め込むことができます。特定のアプリケーション分野のためのカスタム・ライブラリを作成し使用することができる究極のソリューションです。 Professional版には、AnyLogicの高度な全ての機能が含まれています:

モデルをスタンド・アロンJavaアプリケーションとしてエクスポート

作成したモデルをスタンド・アロンJavaアプリケーションとしてエクスポートし、他のPCに配布することができます。これは、顧客や社内担当者に、カスタム・アプリケーションとして容易に配布できます。Javaアプレットとは異なり、Javaアプリケーションはセキュリティに制限されず、データベースや外部ファイルおよび他のアプリケーションと通信することができ、これにより、意思決定プロセスやデータ解析(BI)およびシミュレーション結果を表示するダッシュボードを作成することができます。

カスタム・ライブラリー開発およびライブラリーのインポート

特定のアプリケーション分野の再利用可能なエージェント・クラスおよびJavaクラスを開発し、それらをパッケージ化し、ライブラリーに保存することができます。独自に作成したカスタム・ライブラリーはパレット・ビュー内に既定の物と一緒に保存されます。これにより、モデル製作者はチーム内で、カスタマイズされたシミュレーション・ソリューションを共有したり、ユーザーに提供することができます。

Javaレベル・デバッガー

経験豊富なモデル製作者は、Javaを利用してより複雑なモデルを作成することができます。Javaコード生成、変数の監視及びブレークポイントの設定機能は、モデル開発とデバッギング効率を大幅に向上させます。また、AnyLogic Professionalでは、AnyLogicのコードフィールド(拡張ポイント)をデバッグモードで実行すると、生成されたJavaソースにマップすることができ、AnyLogic IDEのデバッグの観点から、その実行を制御することができます。

バージョン管理ソフトウェアとの統合

大きなモデルをチームで開発している場合、開発ツールがバージョン管理ソフトウェアとうまく統合させることが不可欠です。AnyLogic Professionalでは、並行(まだ互いを相互参照してください)して開発することができるコンポーネントへモデルを分割することができます。異なる.alpファイルにそれらを格納し、バージョン管理ソフトウェア・リポジトリへそれらのファイルを加え、AnyLogic IDEからそれらを直接コミットして更新することができます。

簡単にできる、データベース、スプレッド・シートおよびテキストファイルとの統合

データベース、スプレッド・シートおよびテキストファイル等との統合は、プロフェショナル版専用の機能です。AnyLogic PLE版(接続パレット)において利用できる一般的なデータベース・オブジェクトとの接続に加えて、プロフェショナル版ではオペレーションの実行に使いやすいオブジェクトのセットを使用することができます。例えば:スプレッド・シートを読み込むオブジェクト・パラメーター、個々のエージェント・プロパティを含むデータベースを読み込むエージェントベースモデルの生成、表へ列の挿入、項目フィールドにシミュレーション・アウトプットの書き込み、テキストファイルなどの情報の読み書き等。

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DXFフォーマットのCAD図面のインポート

レイアウトが必要なモデル(例えば、ネットワークベースのモデルや歩行者モデル等)のためにCAD図面をアニメーション背景およびマークアップの基礎として利用することが可能です。AnyLogic Professionalでは、DXFフォーマット内のベクトル図面に、ランタイムでシェープ(形)やイメージ、 レイヤーの選択、スケールとコントロール等のプロパティを含むことができます。

インターラクティブUIの拡張セット

プロフェショナルは、インターラクティブUIの拡張セットが搭載されており、リストボックス、プログレスバーおよびファイルチューザーの3つの追加コントロールがあります。

OptQuestオプティマイザーは標準装備 

AnyLogic PLE版 ではOptQuest最適化エンジンがオプションですが、プロフェショナル版は標準装備となり、最適化実験をセット・アップすることができます。エクスポートされたアプレットやJava アプリケーションに、シミュレーション+最適化を組み込むことが可能です。

流体ライブラリー

液体ライブラリーは、流体アイテムの貯蔵と転送をモデル化することを可能にします。個別のオブジェクトとしてそれをモデル化する必要はありません。マージ、ルーティング、フロー分岐のためのライブラリとして、タンク、パイプライン、バルブ等のブロックを含んでいます。ライブラリの Linear programming solverの使用により、モデルの高い実行速度を保証します。 これらの新機能は、製造, Oil & Gas及び 鉱業において効率的にAnyLogicを使用することを可能にします。オイルパイプとタンク、鉱石や石炭コンベヤ、例えばコンクリート加工等の液体やバルクマテリアルを扱う生産工程を効率良くシミュレートすることができます。

豊富なエクスペリメント・フレームワーク

AnyLogic PLEにおいて利用可能なシミュレーション、パラメーター変化および最適化実験に加えて、プロフェショナル版では比較実行感応度分析モンテカルロキャリブレーションおよびカスタムシミュレーション・タイプを提供します。シミュレーション・ウィザードは、チャートとコントロールエレメントでシミュレーションUIを構成するのに役立ちます。これらは後で変更することもできます。

シミュレーションの保存、復元、エクスポート

シミュレーションで集積された統計オブジェクト、データセット、ヒストグラムおよびチャートのデータは、エクスペリメントUI(ユーザーインターフェイス)から直接保存し、再び読み込むことができます。このように、外部アプリケーションあるいはデータ・リポジトリにそれらをエクスポートしなくても、シミュレーション結果を保存しておくことが可能です。データは共通.csvフォーマットで保存され、テキストエディターとスプレッド・シート内で開くことができます。

GIS(地図情報システム)マップ統合

ロジスティクス、サプライ・チェーン、疫学、社会、そして市場力学等のシミュレーション・モデルは、地理的な情報に関連付けられる場合が多々あります。AnyLoigic7では、GIS機能が統合されたため、これらの分析に大変役立ちます。AnyLogicでは、タイトルとシェープファイルを含むことができます-アニメーション・キャンバス上のGIS地図はモデル間の通信を確立します。また、GIS 緯度経度は、グーグル地図(例えば尺度、移動する、あるオブジェクトなどを捜す)のスタイルでナビゲートすることができます。 もっと見る≫

GIS(地図情報システム)マップ統合

歩行者ライブラリー

歩行者ライブラリーはプロフェショナル版における大変重要な機能です。空港、地下鉄駅、博物館あるいは競技場のような施設での歩行者行動を従来のディスクリート・イベント(キューイング)手法では正確にシミュレーションすることはできません。新歩行者ライブラリーは、歩行者行動を視覚化し、歩行者と環境(壁、回転ドア、エスカレーターや階段等)の相互作用のモデル化が可能になりました。歩行者ライブラリー・オブジェクトは、フローチャート方式でモデリングが可能です。また、物理的な相互作用がそれほど重要でない場合、プロセス過程でより高いレベルのDEモデリングを使用できるように、エンタープライズ・ライブラリーと統合することができます。

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操車場ライブラリー

操車場ライブラリーは、複雑で大規模な操車場でも運行状況を効率的にモデル化、シミュレート及び視覚化が可能です。操車場モデルに、輸送関連の荷積み、荷降ろし、人員配置、メンテナンス及びビジネスプロセス等のディスクリート・イベント・モデルあるいはエージェント・ベース・モデルを組み合わせてモデルを作成することが可能です。車両基地ライブラリーは詳細かつ、非常にハイパフォーマンスなシミュレーションを作成することができ、さらに最良の操車場運営方針を確認するためにオプティマイザーを使用することができます

モデル・スナップショットの保存と復元

AnyLogic Professional 版では、ファイルへランタイムにモデル(スナップショット)の全ステートを保存し、後でそれを再利用することができ、同じポイントからシミュレーションを続けて実行することができます。

この機能は数々のケースに役立ちます:

  • 復元: 時にシミュレーションの完成まで長時間かかる場合がありますが、モデルを定期的に保存が可能なので、例えばコンピューターの故障時にすべて失い、ゼロから作り始める必要はありません。
  • 準備時間をスキップ化:モデル実行に際し、準備時間が必要な場合は、準備時間の終了までモデルを一度だけ実行し、そのステートを保存し、その後すべてのシナリオを実行することができます。/li>
  • 分散シミュレーションの実行:並列/分散シミュレーション・フレームワークは、前の状態(チェックポイント)のモデルにロールバックすることが必要です。これはそれらのうちの1つが"行き過ぎた場合"等、コンカレント・シミュレーション時計を同期させるために必要かもしれません。
  • 初期状態からシミュレーションを実行せずに、モデルの特別なステートを参照する場合等。

AnyLogicモデル・スナップショット実行はJava連続メカニズムに基づきます。